家のこと

賃貸かマイホームか|徹底比較した上でマイホームを選んだ理由

子どもが大きくなったから引っ越しを考えているけど、賃貸とマイホーム結局どっちがいいの?
とお悩みの方は多いと思います。

我が家は今1LDKに家族3人で住んでいます。
「子ども部屋も欲しいしそろそろ引っ越しをしたい」と考えた時に、2LDKか3LDKの賃貸に引っ越しをするか、それとも思い切ってマイホームを購入するか、かなり悩みました。

悩みに悩んだ結果、10ヶ月程前に住宅ローンを組んでマイホームを購入し、来月引っ越し予定です。

今回はなぜマイホーム購入に至ったのか、賃貸とマイホームを比較した場合のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

下記にあてはまる方は、ぜひ最後まで読んでください!

こんな方に読んで欲しい

・マイホームの購入を考えている

・賃貸に住み続けていいか悩んでいる

・賃貸、マイホームのメリットを知りたい

・賃貸、マイホームのデメリットを知りたい

・近々引っ越しを考えている

少しでもヒントになれば嬉しいです。

マイホームを購入した一番大きな理由

小さい頃からの夢だったから

これが一番大きな理由です。
この夢は、「住宅ローンを組んでマイホームを購入する際の数々のデメリット」を前にしても揺らぐことはありませんでした。

この夢を抱くようになったのは小学校の頃だったと思います。
小学校の頃は結構ボロいアパートに住んでいて、広い一軒家の友人の家に遊びに行くたびに羨ましく思っていました。

家も広いし大きい犬もいるし、高価そうなおやつと一緒に出てくる紅茶?はとてもいい香りがしていたのを覚えています(笑)

何度か遊びに行くうちに、「いつか自分も家族を持ってマイホームを建てるぞ!」と思うようになっていました。
※超低金利で35年ローンが組めるようになったので、マイホームを購入する敷居は大分低くなりましたが、当時は会社の社長とかお金持ちしか購入できないと思っていました。

もちろん「夢だった」という理由だけで購入した訳ではありません。
しっかりとマイホームのメリット・デメリットを把握しデメリットに対する対策方法を考えた上で購入しましたので、紹介したいと思います。

まずは、メリット・デメリットを見ていきましょう。

マイホームのメリット

・満足感がある

・ローン完済後は月々の支払がない

・自分の「好みの家」を反映できる

・資産になる可能性ある

こんな感じでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。

満足感がある

個人的にはこれが一番大きいと思っています。
「一国一城の主になる」この満足感は購入しないと分からないことだと思います。

ローン完済後は月々の支払がない

ローン支払い期間よりも長く住むことが条件になりますが、完済後は月々の支払がないのは気が楽ですよね。
人生100年時代ともいいますし、月々の支払がないことで老後は多少ゆとりのある生活ができそうです。

固定資産税や修繕費はかかるので住む地域や間取りによっては家賃のほうが安い場合もあります。

自分の「好みの家」を反映できる

壁の色を好みの色にしたり、お風呂を広くしたり、書斎を作ったり、収納スペースを大きくしたりと数え上げればきりがありません。

自分の好みでカスタマイズできるのは賃貸ではできない大きな魅力です。

資産になる可能性ある

マイホームを購入すると、資産に対して発生する税金「固定資産」を払うことになりますので、土地・建物は資産になります。

ただ、資産価値が大きく下がることもありますので、ここはデメリットと表裏一体です。
もちろん資産価値が上がる場合もありますのでメリットとして記載しています。

 

次はデメリットです。

マイホームのデメリット

・病気やリストラにより住宅ローンが払えなくなる

・転勤などの場合でも引っ越しができない

・出産や離婚、死別など家族構成が変わった場合に対応しにくい

・資産価値が落ちやすい

デメリットも同じように一つずつ見ていきましょう。

病気やリストラにより住宅ローンが払えなくなる

病気やリストラなどにより想定外に収入が減った場合に、住宅ローンを払えなくなる可能性があります。

賃貸だと安い家賃の所に引っ越す、実家を頼るなど選択肢がありますが、マイホームだとそうもいきません。
最悪売れば良いと思うかもしれませんが、そんなに簡単に売れるでしょうか?

転勤などの場合でも引っ越しができない

マイホームはその場所に縛られてしまいますので、転勤になった場合は単身赴任になってしまいます。
せっかく家族一緒に幸せな生活を送るためにマイホームを購入したのに、家族と離れて暮らすことになる単身赴任は寂しいですよね。
※単身赴任の期間が決められていて短い場合は気晴らしになるかもしれませんが(笑)

出産や離婚、死別など家族構成が変わった場合に対応しにくい

一人っ子の想定でマイホームを購入したけど気が変わった家族が増えた場合や、離婚することになり奥さんと子どもが出ていってしまった場合など、家族構成が変わった場合の対応は賃貸に比べると圧倒的に難しいです。

資産価値が落ちやすい

新築住宅の場合は買った瞬間に買った価格よりも20%~30%資産価値が落ちると言われています。
新築住宅を売るための広告費やモデルルーム運営費が購入価格にオンされているからですね。

また、今後日本の人口はどんどん減少していきますので、それに伴い空き家が増えていきます。空き家が増えると土地の価格は安くなり資産価値が減ってしまいます。

理由があり「いざ売ろう」と思っても、想定していた金額では売れない可能性が高いです。

 

次に、デメリットを踏まえた上での僕の対策をご紹介します。

デメリットに対する対策方法

・病気やリストラにより住宅ローンを払えなくなる

この対策方法は二つです。

①そもそも無理な住宅ローンを組まない

②「生活防衛資金」を確保しておく

住宅ローンは世帯年収の6~7倍が平均だと言われています。
それ以上の金額を借りれるとしてもやめておいたほうが良いと思います。
住宅ローンを払い続ける間年収が下がらないとはいいきれないですし、共働きの方は出産や子育てなどでどちらか一方の収入が減ってしまうことが考えられるからです。

生活防衛資金は生活費の1年位を目安に貯めておくと心に余裕が出ます。
※月20万円で生活している場合は240万円
収入が減ったり無くなったりした場合でも支払いに困らないように生活防衛資金はなるべく多めに確保しておきましょう。

我が家は世帯年収の5倍ほどの住宅ローンを組んでいます。

また、お金で困らないように投資や副業も勉強し実践しています。

・転勤などの場合でも引っ越しができない

これに関しては勤務している会社のこれまでの実績(転勤の確率や転勤した場合に家賃補助が出るか)を把握しておくのが大事だと思います。

単身赴任の場合の家賃は全額負担してくれる会社や、単身赴任期間が限定的な会社、転勤がある場合でも断ることが容易にできそうな会社だったら気にしなくて購入して良いと思います。

僕の場合は、勤めている会社がベンチャー企業で、設立して間もない頃から入っており社長とも何度も飲みに行く位距離が近いので、今後の会社の展望や転勤の有無、自分の要望についてしっかりと話をしました。

・出産や離婚、死別など家族構成が変わった場合に対応しにくい

これに関しては、とにかく夫婦で話合うことが大事だと思います。
子どもは何人欲しいのかなど、今後の人生設計についてしっかりと話合いましょう。
定期的に話合う機会を設けることで、生活していく上でのズレも少なく無くなり、「仲が悪くなって離婚」も防ぐことにも繋がると考えています。

離婚の原因の多くは、育児や家事に非協力的な姿勢や、休みの日にゴロゴロしているのがストレスに感じるなど、「日々の生活でのちょっとしたズレの積み重ね」です。

僕の場合は、育児や家事も協力し(つもり)、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えるようにしていたり(つもり)、なるべく話し合う機会を作りに行っている(つもり)などしているので、まぁ家は大丈夫でしょう、、そう思いたい(笑)

 

・資産価値が落ちやすい

面倒くさがらずに、なるべく資産価値が落ちにくい場所を探すことが大切です。
ここ数年で土地の価値が上がっている場所なのか下がっている場所なのか、駅や商業施設などは近くにあるか、将来的に発展しそうな場所かなどを見ると良いと思います。

僕の場所は、過去10年間土地の価格が上昇している、近くにJRと地下鉄あり公共交通機関の利用が便利、近くに大きな公園と図書館がある、近くに大学病院があるなど、資産価値が下がりにくいと思った場所で購入しました。

ワークパパの経過報告

先日見に行った時はほとんど完成していました。
来週内覧会です。

最近良くCMで流れている「好立地ぞくぞく」の所で購入しました。
3階建ての極小物件でかなり狭いですが、大きいと掃除などの管理が大変ですしね(笑)

引っ越しが楽しみでしょうがないです。
特に自分の部屋ができることが嬉しいです。

今後も家に関する様々な情報をご紹介していく予定です。

まとめ:マイホームはメリット・デメリットを把握した上で購入しよう

今回は、マイホームを購入した理由についてご紹介しました。

賃貸・マイホームそれぞれにメリットとデメリットがあります。
賃貸かマイホームかは永遠のテーマであり、専門家でも意見が分かれます。

これからの人生設計や経済事情などを考慮し、慎重に選ぶようにしましょう。

このブログを見た一人でも多くの方が参考になれば幸いです。

それではまた!